妙有
妙有(みょうう):言葉だけはあるけれども、実際には存在しないもの。
妙有(みょうう):言葉だけはあるけれども、実際には存在しないもの。
駅のプラットホームで電車を待つ間の数分に耐えられず、売店で何かを購入してしまう。
井原西鶴先生が元禄時代に書かれた長者になる秘訣である。元禄バブルで浮かれる商人を戒めるために書かれた文章である。(井原西鶴先生は、大阪の裕福な商人。隠居して作家活動をして、さらに富まれた方。)
人間にとって、『死ぬ』ということほど、大事なことはない(一番恐れていること)。人間は死ぬという定めから逃れることはできないし、 死の縁は無量と表現するほど、あらゆる危険が現世には存在している。いつ死んでもおかしくないのだから、いつ死んでもいいように、今を充実させましょうというのが、仏教の教えである。
自灯明:あなた自身の中に灯りをともし、あなたの心に従いなさい。
『何が、善か悪かわからない。如来様(真如を体現して来られた、仏の悟りを開かれた方)くらいしか三世十方変わらない善と悪を教えられる人はいない。』
娑婆(しゃば)の別称は穢土(えど)。穢れた(けがれた)世界。
幸福や不幸は、比較して始めて感じるものです。それは私たちが相対の智恵しか持っていないからです。今の状態が幸福なのか、不幸なのか、誰かと比較して感じるものです。比較してはひがんだり、不満を持ったり、逆に自分より不幸な人を見ては安心したりと、変化する幸福、それが「相対の幸福」です。
仏教では、内道と外道とは、道理の内側か外側かという意味を指す言葉だそうです。道理とは因果の道理のことで、三世(過去世、現在世、未来世 )十方(東西南北上下四惟 )を貫く真理とされます。『まかぬタネは生えぬ、まいたタネは必ず生える』という真理です。一切の運命はすべて己のまいた種の結果であり、これに万に一つも例外はないと教えます(自因自果)。
武道を真剣にやられていたそうで、若い頃は、鋼の肉体・鋼の精神を得ることをモットーにして、鍛錬されていたと語っている。